(前回の関連記事は「熊本地震の体験談 避難所編その2 」です。)
この記事を書いている段階では
まだ余震が続いています。
ですから、今回の熊本地震を振り返るのはまだ早いかもしれません。
しかし、私が体験した熊本地震で準備しておけばよかった
と後悔していることを書いておきます。
後学のためにも…^^;
熊本地震を体験しての反省
熊本は地震がそれほど多くはありませんでした。
今までは…(T_T)
私の知り合いで、地震が少ないから熊本に引っ越してきた
という方もいます。
台風や水害などは熊本は多く発生しています。
でも、地震に関してはあまり真剣に考えていないのが実情でした。
「それがダメだった。」
と今ならそう思います。
まさに、「過ぎたるは及ばざるが如し」ですね。
反省その1 防災グッズ
阪神や中越や東北の地震を目の当たりにしていても
私にとっては大きな地震とは他人事でした^^;
ですから、防災グッズなどは全く
準備しておりませんでした。
震災後は、私はなんと浅はかさだったんだろう
と後悔しております。
前の記事にも書きましたが
被災後、避難所に逃げ込んでも水と食料品は、
十分に配給されませんでした。
まあ、これは避難所によっても配給状況は異なるのですが…^^;
けど、最悪の事態を想定して防災グッズは用意しておいたほうが
いいというのが体験者である私の感想です。
そして、私が色々調べて必要だと思う防災グッズを紹介します。
■飲料水
人間、水を飲まなければ生きていません。
目安としては1人1日3リットルです。
ですからもし家族3人だったとしたら
2リットルペットボトル12本~18本用意する必要があます。
これは飲用のみで3~4日分は大丈夫です。
■非常食
どんな状況でもお腹はすくものです。
ですから、非常食もぜひとも準備しておきたいもの。
どんなものがいいたというと保存期間が長く火を通さないでも食べられる食品ですね。
例えば
- レトルト食品
- インスタント食品
- クラッカー
- 缶詰
このような安価な日用品をストックしておきましょう。
ただこれはには、賞味期限というものがあります。
だから、古いものから消費しなければ、
せっかくの食べ物を捨てる羽目になりますよ。
非常食の賞味期限には十分にお気お付けください。
あと、これらの非常食の保存可能期間2年~5年のものがベストですね。
■医薬品
震災後はどんな病気や怪我に見舞われるかわかりません。
そんな時のためこのような医薬品も準備しておきたいものです。
- 常備薬
- 三角巾
- 包帯
- ガーゼ
- 脱脂
- ばんそうこう
- はさみ
- ピンセット
- 消毒薬
- 整腸剤
- 持病のある方はその病気のための薬(薬品名のメモがあればベスト)
それから、小児、高齢者のいる家庭はこのほかにも必需品を用意する必要ありです。
■衣類
熊本地震も季節は4月でしたが、昼夜の寒暖の差がありました。
ですから、こういった物も準備しておきたいものです。
- 重ね着の出来る衣類
- 防寒具
- 毛布
- 下着類
- 靴下
- 軍手
- 雨具
- カイロ
■停電時用
私の家は、熊本地震でライフラインは全滅しました。
ですから、電気も…(T_T)
停電の際は、こんなグッズが必要です。
- 懐中電灯
- ろうそく
- マッチ
- 携帯ラジオ
- 予備の電池
携帯ラジオは手巻きの充電式がいいかなと思います。
調べてみるとどうも最近のものは携帯も充電できるみたい。
スマホからもネットから情報収集はできるが
電池の問題がありますからね。
やはり、ラジオは必要ですよ。
■避難所への持ち込み用グッズ
避難所生活ではこんなグッズがオススメです。
- 着替え
- 毛布
- 布団
- 寝袋
- タオル
- ティッシュ
- ウエットティッシュ
- ビニール袋
- 生理用品
- 筆記具(油性)
- 食器類
- スプーン
まあ、毛布とは避難所でも支給される可能性は高いです。
全部揃えるのは大変でしょうから
細々とした日常品ぐらいは防災グッズとして備えておきましょう。
最後に
大規模な地震災害が発生してライフラインが止まった場合、すぐには公的な支援が行き渡りません。
けどそれまでに家族の生命、健康を維持する必要があります。
そのためにも、防災グッズは日頃から備えておいたほうがよいですよ。
経験者は、そのように語らせていただきます^^;